【第1回】「手刻み」に込める想い:吉野檜と対話する家づくり
こんにちは!大阪府高槻市で、吉野産の檜(ひのき)にこだわった家づくりをしている、中川工務店です。
今日からこのブログを通して、私たちの家づくりへの想いや、日々の現場の様子、そして職人たちの日常を少しずつお伝えしていこうと思います。
記念すべき最初のテーマは、私たちが最も大切にしている**「手刻み(てきざみ)」**についてです。
「手刻み」という言葉をご存知ですか?
皆さんは「手刻み」という言葉を聞いたことがありますか? 家を建てる際、柱や梁(はり)などの木材に大工が「墨付け」を行い、ノミやカンナを使って一本一本手作業で加工していく伝統的な手法のことです。
実は今、日本の住宅の99%以上は、工場で機械が自動的に加工する「プレカット」工法だと言われています。効率やコストが優先される現代において、手作業で木を刻む工務店は非常に少なくなりました。
そんな中、私たちはここ高槻の自社作業場で、頑なに大工の手仕事によるスタイルを貫いています。
▲中川工務店の作業場にて。一本一本、木の性格を見極める
なぜ、あえて手間のかかる「手作業」なのか
「なぜ、わざわざ手間と時間のかかることをするの?」 と聞かれることもあります。理由はとてもシンプルです。
「本当に強く、何世代も長持ちする家」をつくるためです。
私たちが直接仕入れている「吉野檜」には、人間と同じように一本一本に「性格」があります。
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木のクセや曲がり
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身の締まり方(硬さ)
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木目の向き
これらは、最新の機械のセンサーであっても完全に読み取ることはできません。
「この木は粘り強いから、家を支える大黒柱にしよう」 「少しクセがあるけれど、この向きで使えば最高の強度が出る」
写真のように、カンナ屑の出方ひとつとっても、その日の木の「調子」が分かります。そうやって木と対話しながら、適材適所で組み上げていく。これができるのは、長年の経験に裏打ちされた職人の目と手だけなのです。
効率よりも、「本物」を届けたい
効率だけを考えれば、機械には勝てないかもしれません。 でも、お客様に**「本物の木の家」**、そして安心して家族を守れる住まいを届けるためには、この手間暇こそが必要不可欠だと信じています。
中川工務店の作業場からは、今日もトントン、カンカンと、心地よい木の音が響いています。もし近くを通りがかった際は、ぜひその音に耳を傾けてみてください。
これからのブログでは、そんな職人の技や、私たちが愛してやまない吉野檜の魅力についても詳しく書いていく予定です。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします!
中川工務店
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